簡単にオンライン学習サイトを構築できるサービス Fedora が Teachable に名前を変えてリニューアル
Fedora is now Teachable
2015年10月7日 1:05、Fedora からメールが届いていました。
名前を Teachable に変更するとのことです。
まあ、Unix のディストリビューションと同じ名前だと検索しても出てくるのは Unix のディストリビューションの方ですし、仕方がないのかなと思うのですが、Fedora の使い方のコンテンツを準備しているところだったので、軽いショックを受けています。スライドとかセリフ全部見直しだな〜。
ホームページは説明がより詳しくなっていて分かりやすくなったと思います。
内容自体には変更なさそうです。本当に名前だけの変更みたいです。
わかりやすい名前になったことで、知名度が上がっていきそうですね。
大きくなっています
コース数 : 26,921 コース
生徒数 : 697,102 人
コース売上:$3,626,296 (約4億3,500万円)
まだ出来てから2年くらいしか経っていないことを考えると、すごい数字ではないかと思います。
海外のスタートアップは驚異的な勢いで成長していくので、このあたりも楽しみにしてみたいと思います。
全国で開催されるオフラインセミナーと生徒を結びつけるマッチングサービス StreetAcademy が面白い
先日、はてなブックマークの広告枠に出ていた Boxil さんの記事。
LMS は大抵知っているものだったのですが、中には全く知らない面白そうなサイトがありました。
中でも私の興味を一番引いたのは、「StreetAcademy」でした。
「Street academy」は「教えたい人」と「学びたい人」をつなぐマッチングサイトです。
「教えたい人」は自分の能力や趣味に関して、授業を発信出来ます。「学びたい人」は自分の興味・関心に合わせて自由に授業を視聴できます。
本まで出版する「教えたい人」もいるので、授業のクオリティは高いです。
Boxil さんの記事の書き方だと manavee と ShareWis の間に StreetAcademy があったので、最初はオンラインセミナーなのかなと誤解してしまいましたが、こちらはオフラインのセミナーのマッチングサービスでした。「教えたい人」が自分でオフラインでセミナーを開いて、「学びたい人」がお金を払ってそれに参加するという仕組みです。
以前、「CafeTalk」というサービスを紹介しましたが、CafeTalk が Skype でやっていることをオフラインでやっているというのが面白いと思いました。
2012年8月にサービスを開始。2015年9月29日現在で、公開講座数は 3,500件以上、累計受講者数は 28,000人を突破したとのことです。
講座数もすごいのですが、注目したのはその分野で、定番の英語やITももちろんありますが、「陶芸」とか「ヨガ」とか変わったものも多いです。
しくみ
「教えたい人」と「学びたい人」をつなぐマッチングサイトということで、基本的には運営会社はその出会いの場を提供しているだけです。
セミナー参加費はクレジットカード払いになっていて、そこから一部がサイト使用料として運営会社に入る仕組みです。
サイト使用料は 5% 〜 15% とかなり低く設定されています。これは良心的ですね。
学習できる講座(カテゴリ)
件数は 2015年9月29日現在のものです。
ビジネススキル:500 件
Excel、プレゼン・資料作成、スピーチ、ロジカルシンキング、新規事業・アイデア・企画力、コミュニケーションスキル、マネジメント・リーダーシップ、片付け・整理術、会計・ファイナンス、Webマーケティング・SEO、マーケティング・PR
ヨガ・スポーツ:300 件
ヨガ、スポーツ、アウトドア、バレエ、ダンス、格闘技、バク転、ウォーキング、マリンスポーツ、ダイエット、ストレッチ
Web・IT:397 件
プログラミング、アプリ開発、スマホ・タブレット活用術、電子工作、Webデザイン、Web制作・ディレクション、Web解析・アナリティクス、HTML・CSS、ホームページ作成、WordPress
写真・映像:239 件
写真(カメラ)、写真(Web)、写真加工、映像・ムービー、Webデザイン、フォトスタジオ
料理・グルメ:176 件
写真(カメラ)、料理、ケーキ・パン・スイーツ、グルメ・食材、コーヒーの淹れ方、紅茶、ワイン、日本酒・利き酒、包丁の研ぎ方
英語・語学:226 件
英会話、ビジネス英語、英語学習法、TOEIC対策、中国語、韓国語、会計・ファイナンス、フランス語、イタリア語
ビューティー・ヘルス:345 件
ビューティー(美容)、メイク、ネイル、スポーツ、アロマ、スムージー、エステ、健康法、ダイエット、ファスティング、ファッションコーディネート、ストレッチ
アート・デザイン:91 件
グラフィックデザイン、カラーコディネート、絵画・デッサン、チョークアート、スプレーアート、バルーンアート
親子・キッズ:178 件
親子ワークショップ、キッズワークショップ、英語勉強法
地域
オフラインのセミナーなので、こちらはどうしても都市部に固まりがちです。
1位 東京:2,668件
2位 神奈川:176件
3位 福岡:162件
4位 大阪:150件
5位 千葉:81件
6位 愛知(名古屋):79件
7位 埼玉:70件
8位 京都:46件
9位 北海道(札幌):29件
10位 兵庫:23件
11位 広島:17件
あとは全て10件以下しかありませんので、現実的には利用は難しいでしょう。
1 〜 10件
青森、宮城、山形、福島、茨城、栃木、群馬、新潟、石川、福井、山梨、長野、岐阜、静岡、三重、滋賀、奈良、和歌山、岡山、山口、愛媛、佐賀、熊本、大分、宮崎、沖縄
0件
岩手、秋田、富山、鳥取、島根、徳島、香川、高知、長崎、鹿児島
まとめ
このセミナーの種類と数はすごいですし、受けたいセミナーもたくさんありました。
東京、神奈川、千葉、埼玉あたりに住んでいる人にとってはとても魅力的なサービスだと思います。
一方、大都市圏を離れてしまうと、オフラインのセミナーは現実的な選択肢にはなりえないと思います。
ただし、このオフラインセミナーをオンラインに持ってこれたら、面白いことになると期待させてくれます。
時間ができたら、私も何か受けてみたいと思います。
教育における革新的な技術のための5つの新しいトレンド
引用元:Five emerging trends for innovative tech in education | Jisc
先週(9/23 - 25) に Oculus Connect2 という Virtual Reality の開発者向けカンファレンスが開催されていました。
前回、Minecraft が Oculus Rift に対応するという記事を書きましたが、教育にも AR / VR が入ってきそうな流れを感じています。
その流れの中で面白い記事がありましたので、ご紹介します。
書いている方はイギリスの e-learning の専門家のようです。
「教育における革新的な技術のための5つの新しいトレンド」ということで、AR / VR を念頭に置いている記事です。
この記事によると、5つのトレンドとは次のようなものです。
1. 学習にハリウッドを取り入れる
the tech currently being employed in Hollywood is sure to have an impact in the classrooms and lecture halls of the future
現在のハリウッドで用いられている技術は未来の教室や講堂での講義に影響を与えるはずです。
先日、ジュラシックワールドの恐竜たちと一緒に写真を撮ることができるイベントがセントルイス科学センターで行われていました。
ここでのイベントは iPad に Structure 社のセンサーをつけて、ジュラシックワールドの恐竜たちと子供達の絵を重ねて表示するものでした。
参加した人々は iPad に表示された映像を iPhone などで写真に撮って楽しんでいました。
こういった技術は今は高価で難しいものですが、恐らく、そう遠くない未来に安価で簡単にできるものになってくると思います。
こういう技術を取り入れられたら学習は楽しくなるし、効果も高くなるでしょう。
参考:Structure 社のセンサー
The Structure Sensor is the first 3D sensor for mobile devices
日本語の記事だと Gigazine さんがわかりやすいgigazine.net
2. 仮想現実体験の魅力
VR is about to get a whole lot bigger thanks to ever better graphical representations of the real world
VR は現実世界の画像表現よりも非常に多くの貢献をしようとしている
実際に事故を起こす体験は普通の人はできないですが、VR だとそういった体験も可能です。
また、ツタンカーメンの墓を暴くような冒険の体験も可能です。
こういった今までの普通の手段では達成できなかったことが簡単に達成できるようになることは仮想現実体験の魅力だと思います。
3. ピクサーの技術トリック - 無料
the core-rendering engine used by Pixar has been made freely available to the public
ピクサーで使われているコアレンダリングエンジンは一般公開されており、無料で利用可能
アニメーション業界の巨人、ピクサーが使っているコアレンダリングエンジンである「Blender」は無料で使えます。
これを使いこなすとピクサーのようなアニメーションが作れるはず・・・。
参考:Blender
www.blender.org
日本語の情報はこちらblender.jp
4. 科学と数学は楽しくできます!
hearing about real-life situations where theoretical maths has been applied made the subject much more digestible
理論的な数学が適用された現実世界の状況について聞いたところ、その分野はもっと消化的?
すみません。うまく訳せなかったのですが、VR や AR の分野を学習するなら、数学をしっかりやれよ!って意味かな〜と思いました。
AR や VR をやるなら、そうですよね〜。
5. ゲーミフィケーションはうまくいく
some of the big game engines offer an opportunity to develop photorealistic games and experiences for education
ビッグゲームエンジンのいくつかは、教育のための写実的なゲームや体験を開発する機会を提供しています
Unity や Unreal Engine、CryEngine は今は無料でも利用できるようになりました。
これらは簡単に 3Dモデルを扱ったゲームを作ることができるようになっています。
こういったものを使って教育のコンテンツを作っていくのもいいのかもしれませんね。
まとめ
まだ、AR や VR のヘッドセットのコンシューマ版が出ていない状況ですが、いずれ、AR / VR がゲームや教育だけでなく、様々な方面に伸びていく状況は間違いないと思います。そのときのために Blender や Unity、Unreal Engine、CryEngine などに触って、どんなものかというのは知っておいて損はないのかなと思います。
個人的に興味のある分野なので、今後も追っていきたいと思います。
Minecraft が Oculus Rift に対応。2016年春リリース予定!
Oculus VR社の開発者イベント Oculus Connect 2 で Minecraft が Oculus Rift に対応することが正式に発表されたようです。
Minecraft とは
『Minecraft』(マインクラフト)は、Notch(マルクス・ペルソン)とその会社 (Mojang AB) の社員が開発したサンドボックスゲームである。ブロックを空中や地面に配置し、自由な形のものを作っていくゲームである。シングルプレイやマルチプレイがあり、日本語圏では『マイクラ』という略称で呼ぶこともある。
Wikipedia より
このニュースの何がすごいのか?
Oculus Rift を使い、自分が主人公となってMinecraft の世界の中で冒険することができる。
Oculus Rift を体験したことのない方はぜひ体験してみていただければと思うのですが、その仮想の世界の中にいる感覚が得られます。
テレビなどとは違い、360度、そのゲームの世界に入りますので、没入感が違います。迫力もあります。本当にその場にいるような感覚です。
恐らく、ゾンビやクリーパーが近づいてきたら、最初のうちは怖くて逃げ回ってしまうのではないかと思います。
草原を走って行く感覚や空を飛ぶ感覚など、爽快感も素晴らしいでしょう。
Notch が以前 Oculus Rift 対応はしないと明言していた。
前々から Oculus Rift 対応した Minecraft の Mod はありましたが、Notch は正式対応しようとしていたみたいです。
しかしながら、Oculus VR が Facebook に買収されたことを受け、怒った Notch はツイッターで Oculus Rift への対応はしないと言っていました。
その後、Minecraft が Microsoft に買収されたことにより、 Microsoft の意思で Oculus Rift へ対応したものと思われます。
Microsoft は 拡張現実システム HoloLens をリリース予定。HoloLens でも Minecraft に対応する。
少し趣は違いますが、仮想現実の Oculus Rift に対して、拡張現実の HoloLens を Microsoft はリリースする予定です。そちらでも Minecraft に対応する予定です。また、Oculus Rift だけでなく、他社の仮想現実ヘッドセットにも対応していくようです。
これもやはりひと昔前の Microsoft では考えにくく、サティア・ナデラ氏が CEO になったからだと思います。
Minecraft Edu でも Oculus Rift に対応する??
これは私の妄想ですが、恐らく教育用の Minecraft である「Minecraft Edu」も Oculus Rift や HoloLens に対応するでしょう。
そうすると、Minecraft Edu の中では、隣に誰かがいるという感覚をもったまま、仮想現実の中で授業を受けることができます。
これができると世界中の子供を集めて授業を行ったり、病気で学校に行けない子供も Minecraft Edu の中で友達が隣にいるような感覚をもったまま授業を受けれるようになるのじゃないかと期待しています。
地理や歴史などは、その場にいる感覚で授業ができるでしょうし、語学などもその国に実際に行っている感覚で授業を受けられれば、習得も容易になりそうです。
おわりに
最後は妄想全開でしたが、考えていくと妄想はどんどん広がっていきます。
凄い時代がもうそこまで来ているんですね。ゲームだけではなく、教育についても多分変わっていくでしょう。
こういう仕事したいな〜。と思いますが、まずは足元の仕事を片付けなければ。
Microsoft の CEO が Microsoft の夢の iPhone「iPhone Pro」を発表?
現在開催中の Salesforce のカンファレンス「Dreamforce」に Microsoft の CEO サティア・ナデラ氏が登壇し、Microsoft の夢の iPhone「iPhone Pro」を発表したと各紙一斉に報じています。
Satya Nadella's dream iPhone Pro apps - Business Insider
Watch Microsoft CEO's demo with ‘iPhone Pro' | Cult of Mac
How do you make an iPhone Pro? Put Microsoft's apps on it, says Nadella - CNET
Satya Nadella discusses all things Microsoft and the 'iPhone Pro' at Salesforce conference
Watch Microsoft CEO Satya Nadella demo what he calls the 'iPhone Pro' - IBNLive
もちろんこれは今度発売する「iPad Pro」に引っ掛けたジョークなんですが、この時に使った iPhone の画面写真が Business Insider に載っており、
これが強烈だったので、ご紹介。
どうでしょう?
こんなに Microsoft 一色の iPhone の画面なんて見たことありますか?
正直、ちょっと気持ち悪くないですか〜?
ちょっと前の Microsoft なら考えられないですよね。
これはやはり CEO が サティア・ナデラ氏に変わってからの脱Windows・クロスプラットフォーム戦略が結実した、夢の形の一つなんだと思います。
サティア・ナデラ氏が CEO になったのは 2014/2/4 です。わずか 1年半でこういう状況になるなんて・・・。やはり CEO っていうのは大事ですね。
そういえば、この間の Apple のイベントにも Microsoft 来ていましたよね?www.gizmodo.jp
この時はサティア・ナデラ氏ではないのか。でもこれも象徴的でしたよね。
ジョークで終わっている記事が多かったんで、もったいないな〜と思い、教育とは関係ないですけど言及してみました。
これがサティア・ナデラの戦略なんだ!って感じることのできた象徴的な出来事だったと思います。
Skype を使って英会話だけでなく色んなジャンルを学べる CafeTalk
昨日、クラウドワークスを使ったアンケートの中で教えていただいた CafeTalk。私は知らなかったので、色々と調べてみました。元々はレアジョブやDMM英会話みたいなスカイプを使ったオンラインの語学スクールだったようですが、今は学べるカテゴリがどんどん増えてきています。
しくみ
運営会社は講師と生徒のマッチングサービスに注力して、教えること自体は講師にお任せしているようです。
生徒はポイントを購入、そのポイントでレッスンを受けます。(1ポイント=1.08円)(要スケジュール予約)
レッスンは全部スカイプを使うのかなと思っていましたが、スカイプなしのレッスンもあるようです。
スカイプなしのレッスンは文章を添削してもらうものが多いようです。赤ペン先生的なものでしょうね。
運営会社側はポイントから手数料をいくらか引いて、運営費に充てているようです。
驚いたのは、講師の方に福利厚生サービスがあるということ。
3ヶ月連続で3000ポイント以上の売り上げがある人に限るということですが、フリーランスの方にはうれしいサービスですね。
講師をとても大事に考えているように思えます。
学習できる教科(カテゴリ)
レッスン数は2015年9月17日現在のものです。
語学:6078レッスン
英語/英会話、日本語、韓国語、中国語、広東語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語、ポーランド語、スウェーデン語、トルコ語、タイ語、ベトナム語、アラビア語、インドネシア語、クロアチア語、セルビア語、タガログ語、手話、その他の言語
趣味:119レッスン
習字、そろばん、折り紙、ポーカー、チェス、マジック、囲碁、将棋、俳句、手話、手芸、ダンス、料理、フラワー、科学
ライフ:80レッスン
ライフスタイル、ペット、整理収納、出産・育児・子育て、自分磨き
家庭教師:108レッスン
SAT、GMAT、小学生向け、中学生向け、高校生向け、資格
ファッション & ビューティー:45レッスン
ヘア・メイク、ファッション、ネイル
音楽:239レッスン
ピアノ、ギター、バイオリン、弦楽器、管楽器、三味線、作詞・作曲、歌、声楽、DJ、子供向け音楽レッスン、舞台芸術
アート:32レッスン
デッサンと絵画、演劇、写真、カリグラフィー、クラフト
ヘルス・フィットネス:156レッスン
ヨガ、お悩み相談、フラダンス、スポーツ、ワークアウト、食事と栄養、マッサージ
キャリア・資格:50レッスン
キャリア、資格、コーチング、中小企業向け相談、簿記
まとめ
Skype を使ったオンライン英会話のスクールはかなり流行りましたね。
ただ、オンライン英会話だと、ちゃんと調べたわけではないですが、今はDMM英会話とレアジョブの2強なのかな?と思います。
他のところは英会話の学習方法などに特徴を出して、DMM とレアジョブから市場を奪っていくか、他の分野に進出するか、だと思いますが、CafeTalk は後者を選んだのでしょう。こういう講師を大切に考えているところには、色々な講師が集まってくると思いますので、こういう広いカテゴリをカバーするような運営方針はあっていると思います。
調べている中で、私自身も受けたいなと思うレッスンはいくつかありましたので、機会があったら受けてみたいと思います。
クラウドワークスを使ってオンライン学習サービスについてのアンケートを取ってみたので結果報告
昨日はいつもよりアクセス数も多いし、読者数も急激に増えたな〜と思っていたら、「注目のブログ」に掲載されていたようです。スクリーンショットを撮る間も無く、すぐに落ちてしまいましたが。ただ、嬉しすぎて、ちょっと精神的に不安定になってしまい、なかなか寝れず、夜に起き出してタイトルのような行動を取ってしまいました。
まあ、でもせっかくアンケートを取ったんだし、結果をブログに載せればひとつ記事になるな〜と前向きに捉えています。
前置きが長くなってしまいましたが、以下、報告したいと思います。
アンケート内容
クラウドワークスのページはこちら
【新サービスの需要調査】先生や塾の講師、家庭教師など、...の依頼/外注|質問・アンケートの仕事 [ID:391933]
タイトルの通りなのですが、人にものを教えたことがある方々にオンライン学習のコースを作ってみたいかどうかというのを聞いています。
お金もないので対象は 30人とさせていただきました。夜中の1:00 過ぎに依頼を出して、今朝の 10:30 頃にはアンケートが全て回収済みになっており、びっくりしました。
詳細は次のとおり。
1. 回答者
最初に回答者自身について質問しました。
- 家庭教師経験あり:15人
- 塾講師経験あり:10人
- 学校の先生・講師・支援員・ボランティアなどの経験あり:4人
- 習い事の先生:3人
- 不明:1人
家庭教師と塾講師は両方経験がある方もたくさんいるようです。
2. オンライン学習サービスの認知度
続いてオンライン学習サービスの認知度を知りたかったので、有名どころを知っているかどうか聞いてみました。
- 全く知らない:18人
- 「schoo」を知っている:6人、使ったことがある:2人
- 「ドットインストール」を知っている:4人、使ったことがある:2人
- 「gacco」を知っている:4人、使ったことがある:2人
その他、知っているサービスとして挙げられたのは、edX、Coursera、それから Cafetalk というサービスを教えてくれた方がいらっしゃいました。
なお、Udemy を知っている方は 0 でした。
半分以上の人が有名どころの名前を知らないということなので、認知度はまだまだです。逆に言えば伸び代はいっぱいあるということですね。
3. 教えるのため動画を撮影したことがあるか?
これは 0 でした。ただ、これは想定通りなのでいいです。
4. 教えるための動画を撮影してみたいか?
- 撮影して自分の授業に使ってみたい:8人
- 撮影したくない:22人
8人という数字が多いのか少ないのか微妙ではありますが、一定数は動画撮影をして授業に使ってみたいという方がいるようです。
5. 動画を撮影したくない理由
- 時間がない:2人
- 動画撮影の仕方がわからない:2人
- 動画に自分の姿が映ってしまうのが嫌/恥ずかしい:17人
- 動画に自分の声が入ってしまうのが嫌/恥ずかしい:9人
- 動画のアップの仕方がわからない:9人
- 動画の利用の仕方がわからない:6人
- 考えたこともない:2人
- 必要がない:1人
一番大きいのは自分の姿が動画に映ることなんですね。これは納得です。私も嫌。
逆に言うと、ここをなんとかすると、動画撮影をするハードルがひとつ消えますね。
ドットインストールみたいに画面を常に表示して、先生の姿が見えないというやり方ならこの「動画に自分の姿が入ってしまう」という点は避けることができます。この方法ならやってくれる人って結構いるんじゃないかなと思います。
6. オンライン学習マーケットプレイスを講師としての立場で使ってみたいか?
- 使ってみたい:17人
- 使いたくない:13人
動画を撮ってみたくはないけど、講師として使ってみたい人っていうのが結構いるんですよねー。
使ってみたい人の意見としては、面白そう、便利そう、生徒が喜びそうというオンライン学習そのものへの期待と収入源としての期待が多くありました。中にはとても熱いご意見の方もいて、期待値というのはかなり高いものなんだなと改めて認識しました。
使いたくない人の意見としては、生徒の顔が見えないからわかったのかわからないのかがわからないというような意見が多かったです。あとは映像での指導が難しそうという意見もありました。
まとめ
アンケートの結論としては、オンライン学習マーケットプレイスの市場というのは潜在的にはありそうだなと改めて認識しました。
加えて、日本人特有の奥ゆかしさ?が動画撮影のハードルになっているということがわかりました。
このあたりのハードルをなんとかクリアしてコースを作ってくれる方を集められればと考えています。
コース作りたいという方、もしいらっしゃったらぜひ声をかけてください!