teachable のライバル!udemy やドットインストールのようなオンライン学習サイトを簡単に作れてしまう thinkific が凄い!
thinkific とは
以前、Fedora(現在は teachable に改名)というオンライン学習サイトを簡単に作れる Webサービスを紹介しました。
この記事を書いてから1年以上経過していたので、そろそろ競合が育っていないかなと調べたところ、なかなか良さそうな競合が育っていたので調べてみました。
thinkific というサイトなのですが、簡単にオンライン学習サイトを構築できる Webサービスです。
価格改定や機能追加などを経て、価格設定や機能については、ほぼ teachable と同等のことができます。
teachable との違い
Thinkific vs Teachable: Features Comparison | Online Course Platforms
thinkific のブログに teachable との比較が載っていたので、リンクを張っておきます。
細かいところで違いがあるにしても、少し触ってみた感じでは、ほとんど一緒です。
しいて違いを挙げるなら、thinkific は後発なので、teachable の良い点は真似して、悪い点は改善してきているため、UI がすっきりしていて使いやすいです。
一方で thinkific は、teachable の UI が複雑になっている部分はばっさりカットしているため、細かいカスタマイズはできないように思えます。
また、thinkific は、無料プランが teachable よりも充実している点も挙げられると思います。
teachable の月額無料プランでは、コンテンツ販売の手数料が $1 + 10% 必要なのに対して、thinkific の月額無料プランではコンテンツ販売の手数料は 10% だけです。
また、teachable は決済に Paypal を利用しますが、thinkific は stripe です。手数料は日本国内の場合、Paypal が 3.6% + 40円、Stripe は 3.6% なので、ここでも手数料が抑えられています。
そのため、500円のコンテンツを販売した場合、teachable では、teachable + Paypalの手数料で 208円かかるところが、thinkific の場合は thinkific + stripe の手数料で 68円で済みます。(1$=100円で計算した場合)
1000円のコンテンツの場合はteachable は 276円、thinkific は 136円です。
月額無料プランで試してみたいという方は thinkific の方が利益は確保できます。
そのため、これから有料コンテンツをオンライン学習コースとして販売したいという方の場合は、今なら teachable よりも thinkific を選んだ方が良いように思います。
まとめ
オンライン学習を始める方は、最初は手数料は高いですが、お客さんがやってくる udemy がいいと思います。
そのうち、udemy の手数料の高さに嫌気が指して来たら、teachable か thinkific を使って独自の学習サイトを作るのがよいでしょう。
今まで私は teachable 推しだったのですが、今後は thinkific も使っていこうと思います。
TOEIC が TOEIC Listening & Reading Test に名称変更!
久々の更新です。
少し前のニュースですが、次のようなニュースが出ていました。
まあ、5月に問題も新形式に変わったことですし、名前もってことなのだと思います。
ただ、これって結構影響大きいですよね?
TOEIC側(ETS, IIBC) 自ら、「リスニングとリーディングだけのテストですよ」って言うってことなんですから。
TOEIC は、企業や学校での語学力の目安として使われていると思いますが、「リスニングとリーディングだけ」のテストという認識は一般的にはあまりないですよね?
TOEIC の点数が良くても実際には喋れないとか、よく聞く話ではありますが、これをある意味 TOEIC が認めて宣伝してしまうということです。
こうなると当然、「リスニングとリーディングだけではダメ!」という話になると思いますので、「スピーキングやライティングもやりなさい!」という話になるだろうと思います。
あまり知られていませんが、TOEIC には他に「TOEIC(R) Speaking & Writing Tests」というのもあります。
話すとか書くとかの技能については、こちらのテストを受験してほしいというのが TOEIC側の意図だと思いますので、企業や学校での Speaking & Writing Tests への受験圧力が強まってくると予想されます。
なお、Speaking & Writing Tests については、受験料も高い(\10,260(税込み))ので、金銭的な負担も増えますね。
TOEIC側としては将来的には、4技能すべてまとめたテストにしたいのかな?
「語学のテスト」としては、そちらの方が正しい姿のように思えるので、いいことのような気はしますが、今はそこに持っていくための移行期間のようにも思えますね。
「適当でいいんだよ。こっちには予知がついているからな」を可能にする未来予測のサービス「Augur」
タイトルにつけているセリフは、ワールドトリガーから引用しました。
アニメ化もしましたし、ジャンプの漫画ということもあり、人気がありますので、ご存知の方も多いと思います。
主人公が4人いるということなのですが、そのうちの1人「迅悠一」が「未来予知」のサイドエフェクトを持っていて、敵の戦略・戦術が丸わかりになるため、様々な場面で活躍します。
「未来予知」ってあったらすごい能力ですよね?私も本当に欲しい!
そんな能力あるわけないでしょ!って思いますよね?
いや、それがあるんですよ!それが未来予測サービス「Augur」(オーガ)です。
Augur とは?
引用を3つ紹介しますが、こんな風に言われています。
Augur Japan
非中央的な予想市場プラットフォーム
ビットコイン&ブロックチェーン研究所
胴元のないギャンブル
マネーフォワード
過去はググれ、未来は Augur に聞け
例えば、「3/21 の Apple のイベントでアップデートされた12インチの Macbook が紹介されるか?」というようなイベントがあります。
現時点では、Yes が 6%、No が 94% となっております。これは多分、発表されないのでしょう。残念!
また、サッカーの日本代表の岡崎選手が所属するレスター・シティがプレミアリーグで優勝するか?というイベントもありました。
こちらは、現時点では Yes が 69%、No が 31% となっています。このまま好調を維持すれば、結構な確率で優勝できそうですね。
と、こんな感じで未来に起こる出来事の現時点での予測を見ることができます。
予測の仕組み
予測自体の仕組みは基本的にはすでにある多くのブックメーカーと同じです。
例えば、「アメリカ大統領になるのは誰か?」という問いに対し、参加者がヒラリーだと思えばヒラリーに、トランプだと思えばトランプに賭ける。その参加者の集合知により、未来の予測ができるという仕組みです。
自分のお金がかかるとなれば、人間は真剣に考えるため、適当に考える人はいなくなるため、信頼度が高いと考えられています。
ブックメーカーとの違い
一番の大きな違いは「胴元がいない」ということです。
Augur はイーサリアムというビットコインの仕組みを利用した分散アプリケーションプラットフォーム上で動作しています。それによって、「胴元がいない」ブックメーカーを作ることができます。ビットコインをイメージしていただければ、なんとなくわかりますよね?
「胴元がいない」ことにより、「胴元」が有利になるような賭け事はなくなり、公平な賭け事になることが期待できます。それが、より予測の信頼度を高くします。
また、「胴元がいない」ことにより、誰か別の人が結果を判断する必要があります。そこで、Augur では、レポーターと呼ばれる人たちが結果を報告します。
レポーターの報告が「正しい」ということになれば、そのレポーターたちは「賭け事」の 1% を報酬としてもらえることになります。
ちなみに「賭け事」を作ったマーケット・メイカーと呼ばれる人はやはり「賭け事」の 1% を報酬としてもらえます。そのため、「賭け事」全体の 98%が賭け事に勝った人たちに分配されることになります。「胴元がいる」賭け事と比べると、随分と公平な感じがしますね。
予測の精度
終わったイベント(賭け事)が見れないので、外部からは今の所わからないです。
そのため、ある程度ボリュームがあって(100000share以上)直近で終わるイベントを追ってみて、どんなものか調べてみたいと思います。
今日の時点で 8つ条件に合うイベントがありましたので、今後チェックしてみたいと思います。
なお、購入したチケットは途中で販売することも可能なので、予測は随時変化します。
ここに記載したのは、2016/3/18 17:00 頃のデータです。
(1) Will ETH price exceed 20$ on March 20, 2016 00:00 UTC according to BitFinex?
https://augur.net/markets/-6dfdf48b2c645cbc333c6d28f165f7a9c1ef7e4857d8df0a5c5721185ac10d47
Yes(11%)、No(89%)
End Date 2016/3/20
(2) Will the price of Ether drop below 10.00 USD at any point before March 20th, 2016 at 12:00 pm GMT? (according to Poloniex Exchange)
https://augur.net/markets/-b0ec7a88eceffc5266c06a9f295563bd816b4a4f931bd04d76c1f72732118450
Yes(100%)、No(0%)
End Date 2016/3/21
(3) Will Bitcoin pass $450 USD by April 1st, 2016?
https://augur.net/markets/f2012c8e3cba567f740e16480ed703cad96c07b50b9c696ae74920017712100
Yes(5%)、No(95%)
End Date 2016/4/2
(4) What will the USD price of Ether be on May 1st, 2016 at 12:00pm PST according to Poloniex?
https://augur.net/markets/-a5c9fe3193bd55c01344744e7556dbf4ccf083f424a5a5125dac7c7c51612310
<$10/ETH(22%)、$10.01-$20/ETH(62%)、>$20/ETH(16%)
End Date 2016/5/3
(5) Will Ethereum Market Cap be higher than Bitcoin Market Cap on 6. June 2016?
https://augur.net/markets/-9b8e31bca8ab36db839e462941f3e430669a8444acc7534c60bd773b01814add
Yes(1%)、No(99%)
End Date 2016/6/7
(6) Which US Presidential candidate will win the US Presidency?
https://augur.net/markets/-7e2b2e9ecc6df8aa56faabb7aa2bcb7a4f85958ea3880a982f6ff94bda64d6b
Hillary Clinton(48%)、Bernie Sanders(33%)、John Kasich(8%)、Donald Trump(8%)、Ted Cruz(1%)、Marco Rubio(1%)
End Date 2016/11/10
(7) Which political party's candidate will win the 2016 U.S. Presidential Election?
https://augur.net/markets/e46b68b8f8b59a7ef1b3aa354a02ec6bb9acd043c5d50bd51261359033ec3e6
Democratic(79%)、Republican(19%)、other.(1%)、Libertarian(0%)
End Date 2017/1/4
(8) Will Augur's marketcap exceed 1 billion in 2016?
https://augur.net/markets/-6137747172d0497660e66b2c238e73608de741db748d7b4f4ee76fc20c4aaaad
Yes(74%)、No(26%)
End Date 2017/1/29
Augur の現在
つい先日、β版に移行したというアナウンスがありました。
www.coindesk.com
また、マイクロソフトの Azure パートナーになったそうです。
azure.microsoft.com
このおかげもあってか、Augur の仮想通貨 REP の価格が大幅に上昇しています。
さらにプラットフォームであり、ベットするための通貨であるイーサリアム(ETH)もここ連日暴騰していました。(今現在は暴落中)
そのため、仮想通貨に興味のある方たちからも大きな注目を集めています。
Augur の法的な問題
Augur は「未来予測」を前面に出していますが、多くの人はこれは「ギャンブル」だと認識すると思います。
そのため、ギャンブルを禁止している国では、Augur には参加できないと思います。見ることだけならきっと大丈夫でしょう。
日本だと、オンラインカジノに今でも参加している人はいるようですが、法的にはグレーのままですね。
多分、参加しても逮捕されないとは思いますが、参加する人は自己責任で!
「東大まで行った人は教師にならない」ではダメ。教師のステータスを上げるために生まれた教育界のノーベル賞「グローバルティーチャー賞」
今週の 3/13 にドバイにて教育界のノーベル賞とも言われるグローバルティーチャー賞が発表され、パレスチナのハナン・フルーブさんが受賞しました。
日本の工学院大付属中・高の高橋一也さんは10人のファイナリストに選出されていたものの受賞はできませんでした。
というニュースが流れていました。
高橋先生はレゴを使った授業を行うなんて話を聞いていたので、面白そうだなと思っていましたが、残念ながら今回は惜しかったですね。
高橋先生の動画はこちら。
www.youtube.com
受賞したパレスチナのハナン・フルーブさんは子どもたちに遊びを通して学ばせる教育法が評価されたとのことです。
動画はこちら。
www.youtube.com
ちなみに昨年はアメリカのナンシー・アトウェルさんが受賞しています。ナンシー・アトウェルさんはリーディング&ライティングワークショップの元祖で日本でも影響を受けている先生はたくさんいるようです。
こちらのブログにアトウェルさんの話がとても詳しく載っていて、凄さが伝わってきます。
askoma.info
グローバルティーチャー賞って何?
ところで、グローバルティーチャー賞って聞いたことありますか?
私は初耳だったので調べてみました。
こちらの記事から抜粋します。
グローバル・ティーチャー賞は、イギリスの国際教育機関であるバーキー財団が創設したもので、教育分野におけるノーベル賞と称される。教師の担う社会的に重要な役割に焦点を当て、優れた教師の功績を讃えることを目的としている。
2回目の発表となる今回は、世界148カ国、8000人のなかから選考。トップ50人の中から最終的に10人に絞られ、最終受賞者は2016年3月ドバイで開催されるグローバル教育およびスキルフォーラムで発表される。賞金は100万ドル(約1億2300万円)と、この種の賞では最大級のものだ。
まだ、出来てから2年しか経っていないのですね。知らないはずだ〜。
100万ドル!凄いな〜。と思いますが、ナンシー・アトウェルなんて学校まで作っているので、全然足らないんだろうなとも思います。
お金云々というよりは、こういう賞を作って、教員の社会的なステータスを上げることが狙いのようです。
タイトルにも入れましたが、先日、日本でも「東大まで行った人は教師にならない」という話が話題になりました。
news.careerconnection.jp
これは日本だけの問題ではないようです。
バーキー財団が 2013年に行った調査によると調査を行った21ヶ国中、中国だけが教師を医者と同等のステータスを持っていると見ていて、他の20ヶ国では医者ほどのステータスはないようです。ちなみにこの調査によると、日本では地方公務員の管理職(Local Government Managers)ぐらいとのこと。今ひとつ良いのか、悪いのかよくわからないですが、バーキー財団はもっと高いステータスを持っていておかしくないと考えているようです。
実際のところ、日本の先生たちの職場って、結構ブラックだと思いますし、現状あまり人気がある職業とは思えないです。これが人気のある職業に変わり、中国のように教師が医者と同等のステータスを持つようになれば、優秀な人材も教師になりたがるでしょう。そうすれば、東大生だって教師になるケースも増えてくるのではないでしょうか?
Microsoft Office 2016 for Mac を導入するにあたって、Office 365 Solo と Office 365 Business を比較してみた
仕事上、Microsoft Office 関係のファイル(主に Word、Excel、PowerPoint)をよく見るのですが、今までは、無料の Office Online や Mac のプレビューや Pages、Keynote などでお茶を濁していました。見るだけなら十分かなと思っていたのですが、レイアウトの崩れや文字化けがかなりストレスになってきたので、諦めて有料の Microsoft Office を導入することにしました。
選択肢としては大きく2つ、サブスクリプション版と永続ライセンス版があるのですが、Microsoft はサブスクリプション版を推しているようで、サブスクリプション版の方が色々とお得になっていました。そのため、早々にサブスクリプション版にしようと判断しましたが、サブスクリプション版にも2つ候補がありました。
タイトルにも入れている、Office 365 Solo と Office 365 Business です。
以下に比較表を作ってみましたので、これを元に比較してみます。
Office 365 Solo と Office 365 Business の比較表
項目 | Office 365 Solo | Office 365 Business |
---|---|---|
価格 | ¥12,744 / 年 | ¥11,664 / 年 |
インストール可能台数 | PC または Mac 2台、タブレット 2台、スマホ 2台 | PC または Mac 5台、タブレット 5台、スマホ 5台 |
OneDrive 容量 | 1TB | 1TB |
Skype クレジット | 60分/月の固定電話・携帯電話への無料通話 | なし |
価格は若干 Office 365 Business の方が安いです。インストール台数も Office 365 Business の方が多いですので、Skype クレジットが不要の場合は、Office 365 Business の方がいいでしょう。ただし、Skype クレジットも使う かつ インストール台数も1台か2台という場合には、Office 365 Solo がいいようです。
Office 365 Solo は量販店でも購入可能で、Amazon などで多少値引きもされています。Amazon では 2016/3/14 時点の価格で ¥11,581 です。
また、Office 365 Solo はよくキャンペーンなども行われております。現在もキャンペーン期間中(2/26 〜 4/24)で ¥3,000 キャッシュバックがあります。
そのため、現時点での実売価格は ¥8,581 となります。
ここまで下がるのであれば、仮に Skype クレジットを使わなくても Office 365 Solo の方が安くなります。
そのため、インストール台数が「PC または Mac 2台、タブレット 2台、スマホ 2台」に収まるのであれば、Office 365 Solo の方がお得ということになります。
今回、Office をインストールするマシンは私の場合は 2台だけだったので、Amazon で Office 365 Solo を買うことにしました。
あとはできるだけ Skype クレジットを使うようにして、多少お得な気分を味わいたいと思います。
3.11 を思い出したので、寄付サービスについて調べてみた
東日本大震災からもう5年も経ちました。
今日は TV でもネットでもあの日を思い出すきっかけがたくさんありました。
当時、私はまだサラリーマンで、品川シーサイドのビルで働いていました。
地震が発生した際、ビルが大きく揺れ、同僚たちはみんな机の下に身を隠していたのですが、私はなぜか机の下には入らず、転ばないように机をしっかりと掴んでいました。みんなが隠れてしまい、急に視界が開けたので、妙な気持ちになったのを思い出します。
その後、窓からお台場方向を見ると煙が上がっているビルが見えました。また、私がいたビルもいたるところにヒビが入っていました。
仕事を再開しようとするのですが、ファイルサーバに繋がらなくなってしまって、困ったな〜、でもちょっとラッキー!くらいに思っていましたね。
結局、その後、2時間くらいは事務所にいたと思いますが、余震も度々あり、仕事どころではなくなっていました。帰宅しなさいと偉い人たちが言ってくれたので、そのまま帰宅、近所の保育園に向かい子供たちを確保し、妻の帰りを待っていました。
その後、TV や twitter で情報収集していましたが、皆さんご承知のように、東日本では大変な事態になっていました。
自衛隊も大活躍でしたが、米軍のトモダチ作戦や海外からの義捐金も話題でした。
義捐金の金額は1位アメリカ、2位台湾、3位タイとのこと。ただ当時は台湾からの支援が1位って言われていたように思います。この結果、台湾に対して好意を持った方が多くなったのではないでしょうか?ちなみに4位はオマーンだそうです。先々代の国王が日本女性と結婚され、王女様もいらっしゃるとのこと。日本と縁が深いのに全く知りませんでした。
個人的にはソフトバンクの孫さんが「100億円+引退するまでの役員報酬全額寄付」というのがインパクトが大きすぎて忘れられません。
私自身は特に「寄付」という名目では当時は何もしていません。街中を歩いていて、「東日本大震災の募金」を見かけたら、少額の募金をする程度でした。
お金がないっていうのもありましたが、そもそも「寄付」っていう行為をしたことがなかったので、「寄付」って言われても何それ?って感じだったんだと思います。
むしろ当時、日本のユニセフが寄付金の25%(最大値、2014年度の実績値では 18.5%)を運営費として使っていることが世間で叩かれていたり、義捐金詐欺もたくさんありましたので、「寄付」っていう行動自体にネガティブな感情を持ってしまっていたように思います。
ただ、やはりあの日を振り返ってみて、日本は多額の寄付をしてもらったのに、日本に「寄付」の文化がないっていうのはどうなんだろう?と思います。
「寄付」だから強制ではないし、お金だってそんなにあるわけではないので、たくさんする必要はないと思います。ただ、応援の気持ちを伝えるという意味で、少額の寄付が簡単にできるような仕組みがあるといいなと思います。
ということで、前フリが非常に長くなってしまいましたが、日本の「寄付サービス」について調べてみました。
結論を先に書いておきますと、日本赤十字社が一番良いと思います。ただし、今後はビットコインを使った寄付というのもアリだと思います。
1. 日本ユニセフ
前フリにも書きましたが、手数料が高めなので、結構叩かれています。
街中でも結構活動しているので、よく見かけます。
手数料は最大で 25%。2014年の実績値で 18.5%。
2. 日本赤十字社
手数料 0。素晴らしいですね。
クレジットカード、郵便振替、コンビニ払いなどでも手数料もかからないということなので、最も簡単で義捐金も減らない最良の方法だと思います。
日本赤十字社自体も寄付を募っていて、組織の運用費などはそれで回っているようです。
ユニセフも真似すればいいのに・・・。
3. JapanGiving
誰かがチャレンジをすることで寄付を募るという、クラウドファンディング型の寄付サービスです。
寄付ですので、他のクラウドファンディングよりも手数料は低めです。それでも 15%手数料がかかります。
4. gooddo
直接お金を支払うのではなく、サポーター企業の Facebook ページに「いいね!」をしたら、応援する NPOや NGO に支援が行われるという仕組みです。
これならお金がなくても寄付できるので、面白い仕組みだと思います。
5. bitFlyer Bitcoin Donations
異色ですが、ビットコインの国内大手の bitFlyer がビットコインでの寄付を受け付けています。
手数料 0 で日本赤十字社に寄付してくれるそうです。
6 Coincheck Donations
こちらは 3/7 に始まったばかりのビットコインを使ったクラウドファンディング型の寄付サービスです。手数料に関する記述が見つかりませんでしたが、恐らく 0 なんだと思います。
寄付する側が寄付する先を選ぶことができることと、ブロックチェーンが取引の全記録を残しておいてくれるので透明性が高いのが魅力です。
ビットコインなら海外送金の手数料も非常に少額になるので、海外の団体に寄付する場合には最も良いのではないでしょうか?
始まったばかりなので、まだ参加団体は非常に少ないです。
これからに期待!
デジタル教科書は 4年後目処に導入、親の負担はどんなものになるんだろう?
タブレット端末などを使って動画や音声も活用しながら子どもたちが学ぶことができる「デジタル教科書」について、文部科学省の有識者会議は4年後をめどに全国の小中学校と高校の教育現場に導入する方針を固めました。
おおっ!ついにデジタル教科書決まりましたか!!
問題は山積みでしょうが、関係者の皆さん、頑張ってください!
私は個人的にはデジタル教科書大賛成です。
デジタル教科書導入した場合の親の負担増はどれくらい?
気になるのはやはりお金ですよねー?
こちらの記事により詳しいことが書いてありました。
「義務教育諸学校の教科用図書の無償措置に関する法律」では、「義務教育諸学校において使用する教科書の無償給与」「一定期間(4年間)における同一の教科書の採択義務」「教科書発行者の指定」とされており、無償で同一の教科書を給与しなければならない。しかし、紙とデジタルの両方を無償措置とすることは困難であり、デジタルの費用が保護者負担となる場合は、特に低所得家庭において何らかの予算上の措置を検討すべきか、という問題もある。
一応、建前上「教科書」とした場合、現行の法律では「教科書」は無償で給与されなければいけないことになっています。
でも、お金がないから、「デジタル教科書」は保護者負担にしたい!って読めますね!
※そうするのであれば、建前上、「デジタル教科書」は「教科書」にはならないんじゃない???それでいいのか?
「えーっ!」って思いますが、それはまあしょうがないですよね。義務教育に通っている子供の人数分のタブレット費用とそのセットアップ費、保守費を考えたらいくらになるんだよって話ですものね。ただ、親が金を出すなら、タブレットは親に決めさせてほしいなー。でもそうなるとメンテナンスもこちらでやるのか・・・。子供がなくしたら痛いなー!補助金が出るとしても1回だけだろうしな〜。お兄ちゃんのタブレットを弟が使うとかもできなさそうだから、出費は嵩みそう。でも4年後なら1万円以下くらいでサクサク動くものもあるかな?!
過去の例で安いタブレットを買ってうまく動かなかったというケースも報告されていますし、ある程度のスペックが求められると思いますので、ちょっと高めのものを買って長く使ってもらうのがいいのでしょう。紛失や故障の保証は必須ですね。
現在、iPad Air2(16GB, Wifi) が ¥53,800(税別) です。これにApple Care+(最大2年間、¥9,400)をつけると¥64,200 です。最後の年はギャンブルですが、iPad が3年持つとした場合、義務教育 9年だと、¥192,600/人。
子供の数が増えれば、2倍とか3倍になります。いやいや、結構大きいですね〜。
なお、Apple Care+ は対応してくれるのは故障だけです。
紛失とかは販売店の保証に期待しないといけないかもしれません。
そうすると購入先も考えないといけないですね。
個人的には、デジタル教科書よりも早く、連絡の紙を無くしてほしいものですけどね。
こっちの方が簡単だと思うんですが、しばらくは無くならないんでしょうね〜。いつになったら紙での連絡ってなくなるんだろう?