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三菱東京UFJ銀行に「freee は使わないで」と言われた

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ここ最近、三菱東京UFJ銀行からログインに関するお知らせが届いていました。
内容は「普段と異なる環境からの利用と思われるアクセスがあった」とのことです。
ログインはエラーになっているということで、悪い人がアクセスしようとして失敗、エラーでログインできていないようだから無視してもいいのかな?と思っていたのですが、念の為、三菱東京UFJ銀行に電話で状況を聞いてみました。

すると、電話のオペレーターから「freee やマネーフォワードといった会計サービスを使っていませんか?」と聞かれました。

私は会計サービスは独立してからずっと「freee」を使っていました。今回の確定申告でも freee を使うつもりでいます。

freee は私のような会計の素人でも簡単に帳簿をつけられる、とてもありがたいサービスです。
マネーフォワードも似たようなサービスですが、こちらは freee より会計知識をしっかり持った人向けというイメージです。

どちらも銀行のインターネット口座に接続し、自動的に freee やマネーフォワードと同期を取ってくれる機能があり、これが便利でクラウド上の会計サービスに乗り換えたという方も多いのではないでしょうか?
ですが、これはどうやら銀行側からは好ましいものではなかったようです。

銀行側からすれば、IPアドレスMacアドレスを取得して、怪しいログインを排除しようとしているのに、自宅のパソコン以外からインターネット口座にアクセスしようとしている freee やマネーフォワードは利用者の利便性は高いですが、銀行側からすれば厄介なものですよね。
また、月に何度かしかインターネット口座にログインしない自宅のパソコンよりも定期的に何度もアクセスする freee やマネーフォワードの方が銀行からすると「普段のアクセス」と認識されることもあるようで、逆に自宅のパソコンからアクセスする、「普段とは違うアクセス」と認識されることもあるようです。

銀行側から言われたのは、「(普段とは違うアクセスと認識されてしまうと)場合によっては使いたい時にアクセスできなくなるかもしれませんよ」とのことでした。

三菱東京UFJ銀行のことを書いていますが、恐らくは昔からある多くの銀行も同じように考えているのではないでしょうか?
セキュリティを考えると三菱東京UFJ銀行が正しいと思いますが、利便性を犠牲にしたくないので、「freee OK!」という銀行を探してみたいと思います。