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「Bubble.is」はプロトだけでなく、本番も全然イケる!

先日の自分の記事への反論です。
Bubble.is の素晴らしさに惚れ込み、2週間くらい、ずっと Bubble を触っています。
その結果、前回の記事はかなり間違っていたなと気づきました。

toka-xel.hatenablog.com

この記事の中で、私は「本番には使えない」という理由を 4つあげていますが、認識が結構違っています。

「本番には使えない」と思っていたところ

今の認識では次のように変わります。

レスポンシブ対応していない

確かにレスポンシブ対応していないのは痛いですが、簡単にスマホ用のサイトも作れますし、大きな画面では、幅いっぱいの大きな写真を使うことも可能です。
スマホ用サイトを用意するのは少し手間ですが、画面デザインが簡単にできるので、そんなに気にする必要はなさそうです。

バージョン管理ができない

ごめんなさい。完全に間違っていました。今はバージョン管理できます。

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価格表を載せましたが、この絵の一番下に「Version Control」というのがあります。
これを見ると、無料プランでも最後の1時間だけ、Professional で 31日、Production なら好きな時に戻すことが可能です。

無料プランは「今のなし!」っていう時くらいしか使えませんが、Professional くらい使えれば、ひとまずは安心できるのではないでしょうか?
Production なら文句なしです。

DB が重い

これも完全に間違いです。超速いです。感覚的には Firebase と遜色がないくらいだと思います。
前の時に「遅い」と感じたのは、開発用の DB の画面からデータをインポートした時でした。

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なぜかここだけ応答が遅いです。新しいデータを追加した時、2 〜 3秒応答が返ってこないこともありました。
ここ以外では、使っていて遅いと感じたことはありません。

自由度が低い

HTML、CSS をよく理解している人であれば、「なんでこの設定できないの?」って思うことは多分にあると思います。最初は私もすごいイライラしました。
ですが、フォーラムなどを見ていると、大抵は回避策が見つかるので、自由度が低いっていうことはないと思います。
前衛的なデザインのものは作れませんが、よく見る感じのかっこいいサイトを作る分には全く問題ありません。

1点だけ対応して欲しいと思う問題が見つかりました。
それはマルチテナント型のサイトに対応していないことです。
ただ、この年末にフォーラムで議論があったみたいなので、将来的には対応してくれるかもしれませんね。

forum.bubble.is

まとめ

「本番では使えない」と当初は思っていましたが、マルチテナント型のサイトでなければほぼ問題なく使えます。
従来の開発方法よりも 4倍早く作れると言われる Bubble。
ぜひ使ってみてください。
私はしばらくハマってみたいと思います。